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ビジネス寓話から学ぶ:万全の備えのアリとノープランなセミ

      2021/01/01

「アリとセミ」というイソップ童話をご存じでしょうか?

日本では「アリとセミ」ではなく、「アリとキリギリス」として知られているイソップ童話です。

「アリとセミ」の舞台となったギリシャ地方ではセミは生息していたものの、着たヨーロッパでは生息していなかった経緯から北ヨーロッパに伝わる過程でセミからキリギリスに置き換わったといわれています。

今回は、「ビジネス寓話から学ぶ:万全の備えのアリとノープランなセミ」についてご紹介します。

 

イソップ寓話:アリとセミ

ある冬の日。

アリたちは夏場にせっせと貯めてあった穀物が湿ったので、穴蔵から引っ張り出して乾かしていました。

そこへお腹を空かしたセミがやって来て、アリたちに「アリさん、何か食べ物を恵んでくれ」話しかけました。

アリたちは、「あなたは夏の間、いったい何をしていたのですか?」と言いました。

するとセミは、「怠けていたのではないんだ、忙しく歌っていたんだ。」と答えました。

アリたちは、くすくすと笑いながら「夏の間は歌を歌っていたのならでは冬は踊ったらどうですか。」と言いました。

 

このお話から学べること

このお話から学べることは、「計画を立ててものごとを実行すること」です。

人生行き当たりばったりのノープランではなく、普段から入念な準備を怠らずにしておけば、いざというとき何も心配がないという「備えあれば憂いなし」ということを教えてくれます。

後の祭りにならないように普段から段取り力を高めていきましょう。

 

 

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