「丸のこ等取扱作業従事者教育」を受講する
2024/02/14
労働安全衛生法第59条3項の特別教育に準じた教育として、「丸のこ等取扱作業従事者教育」があります。
事業者は、丸のこ等(丸のこ、ベンチ丸のこ、丸のこベンチスタンド、卓上丸のこ)を使用して作業に従事する労働者に対して、「丸のこ等取扱作業従事者教育」を実施することが求められています。
今回は「丸のこ等取扱作業従事者教育」についてご紹介いたします。
「丸のこ等取扱作業従事者教育」とは
「丸のこ等取扱い作業従事者教育」とは、労働安全衛生法第60条の2に定められている安全衛生教育です。
丸のこ等(ベンチ丸のこ、卓上丸のこ、丸のこベンチスタンド、丸のこ)は、建設業、製造業をはじめ様々な業種において木材加工をおこなううえで広く使用されています。
近年、丸のこ等による労働災害(安全カバーの固定、取り外し、キックバック現象などによる指の切断、大腿部の裂傷等の重篤な災害)が散見しています。
厚生労働者では平成22年7月14日基安発0714第2号で事業者に対して、丸のこ等(丸のこ、ベンチ丸のこ、丸のこベンチスタンド、卓上丸のこ)を使用して作業に従事する労働者に対して、「丸のこ等取扱い作業従事者教育」を実施することを定めています。
事業者は、丸のこ等を使用する労働者に対して「丸のこ等取扱い作業従事者教育」を実施することが求められています。
法令関係
労働安全衛生法第60条の2 1項
事業者は、前2条に定めるもののほか、その事業場における安全衛生の水準の向上を図るため、危険又は有害な業務に現に就いている者に対し、その従事する業務に関する安全又は衛生のための教育を行うように努めなければならない。
建設業等において「携帯用丸のこ盤」を使用する作業に従事する者に対する安全教育の徹底について(基安発0714第1号)
1.目的
携帯用丸のこ盤については、その携帯性と使用しやすさから、建設業をはじめ、様々な業種において広く使用されているところであるが、これに伴う災害の発生は後を絶たず、また、その内容についても見ても、軽微な災害に留まらず、死亡災害に至るものも毎年後を絶たない。
また、これらの災害の発生状況の詳細について見ると、安全カバーを固定することにより「無効化」した上で作業をしている等、携帯用丸のこ盤の危険性を十分に認識せず、かつ、誤った使用方法で作業を行っていたことによるものがほとんどを占めている状況にある。
このため、携帯用丸のこ盤を用いた作業に従事する者に対し、安全で正しい作業を行うために必要な知識及び技能を付与し、もって職場における安全の一層の確保に資することとする。
2.対象者
「携帯用丸のこ盤」を使用して行う作業に従事する労働者
「丸のこ等取扱作業従事者教育」を受講する:オンライン講習
一般社団法人日本きらめき協会では、「職長・安全衛生責任者教育」、「特別教育」、「特別教育に準じた教育」等のオンライン講習をご提供いたします。
オンライン講習は、従業員のみなさまの移動時間の削減、出張費のコスト削減、まとまった人数によるコスト削減、集中できる環境下での受講を実現することが可能です。
オンライン講習では、インターネット環境が整っていましたらどこからでも教育を受講することが可能です。
オンライン講習で取り扱っていますメニューについてはこちらをクリックいただきご覧ください。
一般社団法人日本きらめき協会のオンライン講習の特徴
ご都合の良い拠点からご自身の職場環境条件に合わせたスタイルで受講できる。
インターネット回線での接続を通じて、ご自身の拠点から参加してリラックスした環境下で受講することが可能です。
講習会場までにかかる移動時間の削減や交通費・宿泊費のコストを削減できる。
講習会場まで移動する時間や出張費にかかるのコストが削減でき、時間・費用のコスト削減が実現可能です。
インターネットを通じた生放送でのオンライン講習で講師と対話形式で受講できる。
ライブでの配信(生放送)のため、リアルタイムで講師に質問や確認したいところ聞くことなどが可能です。
労働安全衛生の専門家が登壇するため、講義内容の理解を深めることができる。
中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会の認定講師が登壇し教育を実施いたします。
講習を無事に修了されると修了した証として修了証を後日受け取ることができる。
講習を無事修了しました後、認定の証として修了証を発行しお渡しさせていただきます。
「丸のこ等取扱作業従事者教育」を受講する:e-learnng
一般社団法人日本きらめき協会では、「職長・安全衛生責任者教育」、「特別教育」、「特別教育に準じた教育」等のe-learningをご提供いたします。
e-learningでの受講は、みなさまのご都合に合わせた時間や場所で自分のペースで学習することが実現することが可能です。
e-learningでは、インターネット環境が整っていましたらどこからでも教育を受講することが可能です。
e-learningで取り扱っていますメニューについてはこちらをクリックいただきご覧ください。
一般社団法人日本きらめき協会のe-learningの特徴
通信環境条件が整っていれば好きな時間に好きな場所で受講することができる。
通信環境の条件があれば場所を問わず受講することが可能です。
仕事の都合に合わせて、自分のペースで理解に応じた学習を進めることができる。
ご自身の業務と調整しながら時間を決めて受講することが可能です。
講習会場までにかかる移動時間の削減や交通費・宿泊費のコストを削減できる。
講習会場まで移動する時間や出張費にかかるのコストが削減でき、時間・費用のコスト削減が実現可能です。
労働安全衛生の専門家が登壇するため、講義内容の理解を深めることができる。
中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会の認定講師が登壇し教育を実施いたします。
講習を無事に修了されると修了した証として修了証を後日受け取ることができる。
講習を無事修了しました後、認定の証として修了証を発行しお渡しさせていただきます。
「丸のこ等取扱作業従事者教育」を受講する:講習会
一般社団法人日本きらめき協会では、「職長・安全衛生責任者教育」、「特別教育」、「特別教育に準じた教育」等の講習会をご提供いたします。
講習会では、みなさまのお近くの拠点にて、現地にてDVD視聴の学習や実技の体験学習を通じて受講することが可能です。
講習会で取り扱っていますメニューについてはこちらをクリックいただきご覧ください。
一般社団法人日本きらめき協会の講習会の特徴
対面型での双方向スタイル(考える・話す・共有する)で教育効果が期待できる。
対面型教育のため、五感を使うこと(考える・話す・共有する)によって講義内容の理解が格段に高まります。
労働安全衛生の専門家が登壇するため、講義内容の理解を深めることができる。
中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会の認定講師が登壇し教育を実施いたします。
最新の動画教材を視聴することで実践に即した内容をより理解することができる。
対面型教育のメリットとして、最新の動画を視聴することによってより内容の理解が期待できます。
オンライン講習やe-learningで実施が認められていない実技教育まで受講できる。
対面型教育のメリットとして、実技が必須となっている教育の受講が可能です。
講習を無事に修了されると修了証を即日発行し受け取ることができる。
講習を無事修了しました際に、認定の証として修了証を発行しお渡しさせていただきます。