ビジネス寓話から学ぶ:金の斧・銀の斧の選択で人生が変わる
2021/01/08
「金の斧」というイソップ童話をご存じでしょうか?
イソップ寓話のひとつで、「ヘルメースときこり」として紹介されています。
「金の斧」はイソップ童話の一つで、わたしたちの自己成長における考え方の教訓となります。
今回は、「ビジネス寓話から学ぶ:金の斧・銀の斧の選択で人生が変わる」についてご紹介します。
イソップ寓話:金の斧
むかしむかし、あるところにとてもまじめなきこりがいました。
きこりは毎日せっせと木を切っていましたが、ある日に鉄の斧を近くの泉に落としてしまいました。
きこりは困り果ててしまっていたところ、泉からヘルメース(神)が現れ、「あなたが落としたのは金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」と尋ねました。
きこりは「いいえ、どちらでもありません。わたしが落としたのは鉄の斧です」と正直にこたえ、ヘルメースは「あなたは正直者ですね。ほうびにすべての斧をさしあげましょう。」ときこりに鉄、金、銀の斧をあげました。
それを見ていたよくばりなきこりは、自分も金のおのがほしいとたくらみ、ぼろぼろの斧を持ってきてわざと泉に落としました。
すると泉からヘルメースが現れ、「あなたが落としたのは金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」と尋ねました。
よくばりなきこりは「わたしが落としたのは金の斧です」とこたえ、ヘルメースは「あなたは嘘つきですね。おのはすべて私がもらいます。」とよくばりなきこりに何も与えずに泉に中に戻っていきました。
よくばりなきこりはがっくりと地面にくずれおちました。
このお話から学べること
この物語から学べることは、正直であることが最善の策であるということです。
「Honesty is the best policy. 正直は最良の策」ですね。