わたしたちはなぜ働くのか
2020/10/08
わたしたちはなぜ働くのか?毎朝ベッドから飛び出してなぜ仕事に向かうのでしょうか?毎日働くのはなぜでしょうか?
みなさんは、この「なぜ」という質問に答えることができますでしょうか。
今回は、「わたちたちはなぜ働くのか」についてご紹介します。
ゴールデンサークル理論
アメリカのビジネスコンサルタントであるサイモン・シネック氏による「ゴールデンサークル理論」をご紹介しましょう。
ゴールデンサークルとは、「Why」「How」「What」から成り立つ3つのサークルで、円の中心から「Why」「How」「What」と構成されています。
「Why」「How」「What」と円の外側に向けて広がっていきます。
「Why」はなぜするのか、「How」はどうやってするのか、「What」は何をするのかで表現されます。
サイモン・シネック氏は、優れた企業や人物は、「What」や「How」ではなく、「Why」から考え行動に移すと提唱しています。
そしてまわりのひとは、この「Why」に惹かれて、ひとびとは物を購入したり、賛同したりするのです。
ゴールデンサークルは、「What」「How」「Why」ではじめるのではなく、「Why」「How」「What」ではじめることの大切さを教えてくれます。
なぜ働くのかを答えられるひとはWhyから考え行動している
なぜ働くのかを答えられるひとは、「Why」「How」「What」で考え行動しています。
「Why」からはじめることで、仕事の意義や意味を明確にし、明確にしてから「How」「What」へと落としていきます。
スティーブジョブズやマーティン・ルーサー・キングジュニア、ライト兄弟も常に「Why」を大切にし、「How」「What」へと落としていました。
なぜ働くのかを答えられないひとは、「What」「How」「Why」で考え働いています。
「What」からはじめることで、仕事自体よりも目の前のことにとらわれて仕事をしてしまい、「Why」の存在がどこかに飛んでいる状態です。
働く理由を明確にするためにWhyからはじめる
働く理由を明確にするということは、「Why」を大切にするということです。
「Why = Purpose」、存在する意義です。
なぜ働くのかを答えれるひとは、存在する意義を明確に持っていて大切にしているということです。
自分が誰なのか、何のためにいるのかが明確になり、そこに信頼が生まれます。
ただ仕事をするのでなく、その仕事の意義や意味を明確にすることによってモチベーションやロイヤリティをもたらすことができます。
わたしたちはなぜ働くのか?毎朝ベッドから飛び出してなぜ仕事に向かうのでしょうか?毎日働くのはなぜでしょうか?
これらの「Why」を明確にすることであなたの仕事における存在意義がより明確になり、「なぜ働くのか?」というあなたの軸が定まることでしょう。