社員のエンゲージメントの高め方
2017/07/27
世界各国の企業を対象に実施した従業員エンゲージメント調査をご存知でしょうか?
日本は、「熱意あふれる社員」の割合がアメリカの32%に対して、6%しかいないことが判明しました。
調査した139カ国中132位という最下位クラスです。
なぜ日本は、エンゲージメントが低いのでしょうか?
1960~80年代は、コマンド&コントロール(指令と管理)という手法がはまり、勤務先への帰属意識やモチベーションも高く維持していました。
日本経済とともに会社の成長に貢献してきました。
しかし、1980~2000年に入り、ミレニアル世代と呼ばれる世代は、自分の成長に非常に重きを置いているという価値観を大切にするようになりました。
また、就職活動をしている学生に会社を選ぶポイントアンケート調査をした結果、必ず上位に「自分の成長に重きを置いている」が入っています。
ではこのエンゲージメントを上げるにはどのようにしたら良いでしょか?
「自分の成長を実感できるような経験を取り入れる」ことです。
まずは、上司からの指示を正確に確実にやることにより、成功するという従来のマネジメントを変えていきましょう。
これからは、上司と部下が一緒になり、どう結果を出すか、部下をどうやって育てて成長させていくかを考えるサーバントリーダーシップが求められています。
部下一人ひとりの個性を発揮できるようサポートできる支援型マネジメントスキルが求められてきます。
「俺についてこい指導」ではなく、「一緒に成長していこう指導」を取り入れることが一人ひとりの成長につながり、また一人ひとりのエンゲージメント=自律性を高めることができるのではないでしょうか。