ストレスレベルによってパフォーマンスが変わる
試験直前になり、集中力が普段よりも増して学習が進む、納期直前になりやる気になり仕上げる等。
このようなご経験はありませんか。
これは適度なストレスを感じることでパフォーマンスを発揮したり、学習が進んでいる状態です。
ロバート・ヤーキーズ博士とJ.D.ドットソン博士の実験研究である「ヤーキーズドットソン曲線」についてご紹介します。
この実験研究による曲線から以下のことが分かります。
・ストレスレベルが低すぎるとパフォーマンスは低下する。
・ストレスレベルが適度にあると良いパフォーマンスを発揮できる。
・ストレスレベルが適度のストレスレベルを越えてしまうとパフォーマンスは低下する。
つまり、パフォーマンス発揮や学習が進む活動に入るには、適度のストレスレベルの状態が良いということです。
では、この適度のストレスレベルに入るにはどのようにしたら良いでしょうか。
ストレスレベルが低い場合は、動機づけをおこなうことです。
例えば、興味の湧かない仕事に対して自分へのご褒美を設定する、自分のモチベーションを上げるきっかけづくりをおこなう等です。
ストレスレベルが高い場合は、リラクゼーションをおこなうことです。
例えば、運動やウォーキング、深呼吸やマインドフルネス瞑想です。
ストレスは個人によって感じ方も違いますし、ストレスレベルも異なってきます。
ご自身に合ったストレス対処法を見つけてストレスマネジメントをおこなってください。