セカンド・ハンドストレスへの対策
職場で怒りの感情をぶちまけている上司、受話器をガチャンと切る同僚、自宅でイライラしているパートナー、通勤時の満員電車での身体の押し合い、クラクションを必要以上に鳴らすクルマetc.
あなたはこのような場面の遭遇することもあるし、またストレスを感じるでことしょう。
米ストレス協会の報告によると、わたしたちが受けるストレスの多くは他人からもらった「セカンドハンド・ストレス」と言われています。
他人のストレスは人から人に伝染します。
カリフォルニア大学リバーサイド校のハワード・フリードマン博士とロナルド・リジオ博士の研究によると、不安を言葉や非言語で強く表現している人が視界に入ると自分も同様の感情を経験する可能性が高く、脳に悪影響を受けてしまうことが分かっています。
また別の研究によると被験者の26％がストレスを感じている人を見ただけで自身のコルチゾールのレベルが高まったデータがあります。
見知らぬ他者からより恋人から受けたのほうが40％と高かったが、他人がストレスにあえいでいる映像を見たときも24％の人がストレス反応を示しました。
わたしたちはメディアからストレスフルな情報を受け取ることも多く、ニュースを見ることは幸福感を下げてします原因にもなります。
幸福感を高めるうえで弊害になる要因になるため、ニュースを見ることはあまりおすすめできません。
また「セカンドハンド・ストレス」は、見聞きしなくても嗅覚でも伝染すると最近の研究結果から分かっています。
「セカンドハンド・ストレス」は他人から受けるストレスのため、避けることは難しいですが、自分でコントロールするができます。
●捉え方を変える
●ポジティブ感情を高める
●自己肯定感を高める
●ストレス源に近づかない（人ごみ、渋滞、行列など）
できることから取り入れ、他人から「セカンドハンド・ストレス」の影響を受けないようにしていきましょう。