ポジティブフィードバック
フィードバックとは、「相手に気づきや発見を与えること」です。
フィードバックをおこなう側とフィードバックを受ける側が存在して成り立ちます。
みなさんがおこなっているフィードバックはどのようなフィードバックでしょうか?
わたしたちはついつい、以下のフィードバックをおこないがちになります。
●ダメ出しをするフィードバック
●できていないところのみ伝え改善を促すフィードバック
●適当なフィードバック
●お世辞のフィードバック
●ご機嫌取りのフィードバック
このようなフィードバックをおこなっていると本当の意味での相手へのフィードバックでなくなります。
自分と相手との関係性を深めることもできません。
むしろ距離感が増すことにもつながるでしょう。
フィードバックをおこなうには、まず安心・安全な場であることが必要です。
安心・安全な場をつくるうえで、日ごろからお互いの事を理解する「自己理解・他者理解」の努力をおこなってください。
そしてフィードバックをする際は、以下をこころがけましょう。
●フィードバックしても良いか相手に確認する
フィードバックを受けるかどうかは相手の権利です。
相手に確認してからフィードバックをおこないましょう。
●冷静に伝える
伝えにくい内容でも感情に左右されず、冷静に事を話す。
●ポジティブなフィードバックを心掛ける
ダメ出しではなく、良い出しをおこなう。
改善点についてこうしたらさらによくなるというメッセージも併せて伝えましょう。
フィードバックを日常的に取り組むことによって双方に良い影響を与え、より良い方向へと向かっていきます。
大きなことのフィードバックよりも小さなことのフィードバックをたくさんおこないましょう。
また、能力ではなく努力を認め伝えていきましょう。
フィードバックができるようになるには、日ごろのトレーニングです。
コミュニケーションにフィードバックを取り入れ、良い人間関係、良い職場づくりをしていきましょう。