自律的な報連相
ビジネスの世界では報連相が必要なスキルです。
報連相とは、報告、連絡、相談です。
1982年頃、当時の山種証券の山崎富治社長が発案し、社内でほうれんそう運動を始めたのがキッカケで今では多くの方が知っている言葉になっています。
これまで組織や職場で、「報連相ができていない」、「報連相がするように」、「なぜ報連相しないんだ?」というような声をお聞きになられたことはないですか?またこれまで言われたことはないですか?
なぜこういうことになるかというと、わたしたちは報連相をしていると思っているだけで、実際は相手が要求する報連相ができていないからです。
報連相には答えはありませんが、ある程度の基準というものがあります。
しかし、ある程度の基準は一般的なものであり、上司や取引先が求めている報連相の色に合わせていかないと「報連相ができていない」、「報連相がするように」と言われます。
10人いれば10人とも顔や性格が違うように報連相も10通りあるということです。
その人の性格や傾向、パターンを把握したうえで相手の色に合った報連相をしてみることをおこないましょう。
そうすると相手は、あなたを報連相ができる人と認めることでしょう。