厚生労働省通達「統括安全衛生責任者教育(現場管理者統括管理講習)」オンライン講習 実施レポート
厚生労働省通達により定められている「統括安全衛生責任者教育(現場管理者統括管理講習)」オンライン講習を実施させていただきました。
「統括安全衛生責任者教育(現場管理者統括管理講習)」は、元方事業者(元請)を対象とした労働安全衛生法令で定められている教育です。
各拠点よりたくさんのみなさまにご参加いただいてのオンライン講習となりました。
「統括安全衛生責任者教育(現場管理者統括管理講習)」とは
統括安全衛生責任者とは、「特定元方事業者(建設業および造船業)の工事現場において、元方事業者の従業員および関係請負事業者の従業員の作業が同一の場所においておこなわれる作業(混在作業)によって生じる労働災害防止のために指揮および統括管理する者」です。
特定元方事業者の従業員と関係請負人の従業員の合計が50人以上(ずい道建設、橋梁建設、圧気工法の特定の仕事では30人以上)の現場においては、統括安全衛生責任者を選任し、統括管理をおこなうことが義務づけられています。
1995年4 月21日(平成7年4 月21日)、統括安全衛生責任者に就く者は、厚生労働省通達により「統括安全衛生責任者教育(現場管理者統括管理講習)」を受講することが義務づけられています。
元方事業者(元請)はこれらに該当する統括管理をおこなう者に対して、「統括安全衛生責任者教育(現場管理者統括管理講習)」を実施することが定められています。
労働安全衛生法第15条1項
事業者で、一の場所において行う事業の仕事の一部を請負人に請け負わせているもの(当該事業の仕事の一部を請け負わせる契約が二以上あるため、その者が二以上あることとなるときは、当該請負契約のうちの最も先次の請負契約における注文者とする。以下「元方事業者」という。)のうち、建設業その他政令で定める業種に属する事業(以下「特定事業」という。)を行う者(以下「特定元方事業者」という。)は、その労働者及びその請負人(元方事業者の当該事業の仕事が数次の請負契約によつて行われるときは、当該請負人の請負契約の後次のすべての請負契約の当事者である請負人を含む。以下「関係請負人」という。)の労働者が当該場所において作業を行うときは、これらの労働者の作業が同一の場所において行われることによつて生ずる労働災害を防止するため、統括安全衛生責任者を選任し、その者に元方安全衛生管理者の指揮をさせるとともに、第30条第1項各号の事項を統括管理させなければならない。ただし、これらの労働者の数が政令で定める数未満であるときは、この限りでない。
元方事業者による建設現場安全管理指針
第3 支店等の店社における安全管理
1 安全衛生管理計画の作成
元方事業者は、店社の年間の安全衛生の基本方針、安全衛生の目標、労働災害防止対策の重点事項等を内容とする安全衛生管理計画を作成すること。
2 重層請負の改善のための社内基準の設定等元方事業者は、建設現場が過度の重層請負とならないよう、重層の程度についての制限を社内基準として設ける等により、重層請負の抑制を図ること。
3 共同企業体の構成事業者による安全管理の基本事項についての協議元方事業者は、共同企業体で施工する場合には、構成事業者が安全管理について十分な連携を図れるよう、共同企業体のすべての構成事業者の店社からなる委員会を設置する等により、安全衛生管理体制、安全管理のための予算、安全管理のための規程、安全衛生管理計画等について協議すること。
4 統括安全衛生責任者及び元方安全衛生管理者の選任
(1) 統括安全衛生責任者
元方事業者は、[1]ずい道等の建設の仕事、[2]圧気工法による作業を行う仕事、[3]一定の橋梁の建設の仕事及び[4]鉄骨又は鉄骨・鉄筋コンクリート造の建築物の建設の仕事を行う場合で、統括安全衛生責任者の選任を要するときには、その事業場に専属の者とすること。
また、統括安全衛生責任者については、統括安全衛生管理に関する教育を実施し、この教育を受けた者のうちから選任すること。
「統括安全衛生責任者教育(現場管理者統括管理講習)」オンライン講習 実施
当日は、各企業からインターネットを介してご参加いただき、ライブ(生放送)にて講習を実施させていただきました。
弊会では、みなさまの確かな知識につながるように「考える」「話し合う」「共有する」「発表する」など通じた双方向スタイルでの講義を展開させていただき、より確かな理解の定着を大切にしています。
お一人ひとりとても積極的にご参加いただき、また自社における課題の共有や改善など情報共有していただき、多くの気づきや発見を多く得ていらっしゃるご様子でした。
また弊会の方針で、少人数での開催での実施のため、ご質問ができる環境を整えさせていただくことで、安全・安心な場でみなさまの疑問転移ついてもご一緒に解決しながら講義を進行させていただきました。
「統括安全衛生責任者教育(現場管理者統括管理講習)」オンライン講習 実施
今回ご受講いただきましたみなさまより、「自職場を考えながら一日受講していました。できていることもあればできていないこともあり、課題の洗い出しと解決策が分かり受講して良かったです。教えていただいたことを活かしていけるように努力していきます。」、「オンライン講習での受講でしたが、先生が分かりやすくまたユーモアもあり、楽しい講習でした。ただ、棒読みするような講習ではなく生きた講習をしてくださり、また受講したいと思える内容でした。」、「教材が充実していてまたこうぎも良かったです。次回は部下に受講させようと思いますので、引き続きお世話になりたいと思います。」、「法令にも強い講師の方で難解な用語などもわかりやすく丁寧に解説してくださいました。設計された講習で内容もグッドでした。」などご感想を頂戴しました。
学んでいただきました内容をぜひみなさまのご専門分野に活かしていただきましたら嬉しく思います。
ご安全に!
「統括安全衛生責任者教育(現場管理者統括管理講習)」を受講する:オンライン講習
一般社団法人日本きらめき協会では、「職長・安全衛生責任者教育」、「特別教育」、「特別教育に準じた教育」等のオンライン講習をご提供いたします。
オンライン講習は、従業員のみなさまの移動時間の削減、出張費のコスト削減、まとまった人数によるコスト削減、集中できる環境下での受講を実現することが可能です。
オンライン講習では、インターネット環境が整っていましたらどこからでも教育を受講することが可能です。
オンライン講習で取り扱っていますメニューについてはこちらをクリックいただきご覧ください。
一般社団法人日本きらめき協会のオンライン講習の特徴
ご都合の良い拠点からご自身の職場環境条件に合わせたスタイルで受講できる。
インターネット回線での接続を通じて、ご自身の拠点から参加してリラックスした環境下で受講することが可能です。
講習会場までにかかる移動時間の削減や交通費・宿泊費のコストを削減できる。
講習会場まで移動する時間や出張費にかかるのコストが削減でき、時間・費用のコスト削減が実現可能です。
インターネットを通じた生放送でのオンライン講習で講師と対話形式で受講できる。
ライブでの配信(生放送)のため、リアルタイムで講師に質問や確認したいところ聞くことなどが可能です。
労働安全衛生の専門家が登壇するため、講義内容の理解を深めることができる。
中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会の認定講師が登壇し教育を実施いたします。
講習を無事に修了されると修了した証として修了証を後日受け取ることができる。
講習を無事修了しました後、認定の証として修了証を発行しお渡しさせていただきます。
「統括安全衛生責任者教育(現場管理者統括管理講習)」を受講する:e-learnng
一般社団法人日本きらめき協会では、「職長・安全衛生責任者教育」、「特別教育」、「特別教育に準じた教育」等のe-learningをご提供いたします。
e-learningでの受講は、みなさまのご都合に合わせた時間や場所で自分のペースで学習することが実現することが可能です。
e-learningでは、インターネット環境が整っていましたらどこからでも教育を受講することが可能です。
e-learningで取り扱っていますメニューについてはこちらをクリックいただきご覧ください。
一般社団法人日本きらめき協会のe-learningの特徴
通信環境条件が整っていれば好きな時間に好きな場所で受講することができる。
通信環境の条件があれば場所を問わず受講することが可能です。
仕事の都合に合わせて、自分のペースで理解に応じた学習を進めることができる。
ご自身の業務と調整しながら時間を決めて受講することが可能です。
講習会場までにかかる移動時間の削減や交通費・宿泊費のコストを削減できる。
講習会場まで移動する時間や出張費にかかるのコストが削減でき、時間・費用のコスト削減が実現可能です。
労働安全衛生の専門家が登壇するため、講義内容の理解を深めることができる。
中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会の認定講師が登壇し教育を実施いたします。
講習を無事に修了されると修了した証として修了証を後日受け取ることができる。
講習を無事修了しました後、認定の証として修了証を発行しお渡しさせていただきます。
「統括安全衛生責任者教育(現場管理者統括管理講習)」を受講する:講習会
一般社団法人日本きらめき協会では、「職長・安全衛生責任者教育」、「特別教育」、「特別教育に準じた教育」等の講習会をご提供いたします。
講習会では、みなさまのお近くの拠点にて、現地にてDVD視聴の学習や実技の体験学習を通じて受講することが可能です。
講習会で取り扱っていますメニューについてはこちらをクリックいただきご覧ください。
一般社団法人日本きらめき協会の講習会の特徴
対面型での双方向スタイル(考える・話す・共有する)で教育効果が期待できる。
対面型教育のため、五感を使うこと(考える・話す・共有する)によって講義内容の理解が格段に高まります。
労働安全衛生の専門家が登壇するため、講義内容の理解を深めることができる。
中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会の認定講師が登壇し教育を実施いたします。
最新の動画教材を視聴することで実践に即した内容をより理解することができる。
対面型教育のメリットとして、最新の動画を視聴することによってより内容の理解が期待できます。
オンライン講習やe-learningで実施が認められていない実技教育まで受講できる。
対面型教育のメリットとして、実技が必須となっている教育の受講が可能です。
講習を無事に修了されると修了証を即日発行し受け取ることができる。
講習を無事修了しました際に、認定の証として修了証を発行しお渡しさせていただきます。