厚生労働省通達「フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育」オンライン講習 実施レポート
2025/09/14
厚生労働省通達で定められている「フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育」オンライン講習を実施させていただきました。
「フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育」とは、フォークリフトの技能講習または特別教育を修了されてから概ね5年に1度受講することが定められている再教育です。
今回も各企業のみなさまにご参加いただいての開催となりました。
「フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育」とは
フォークリフトによる労働災害は毎年、休業4日以上による労働災害が約2,000人、死亡災害が約40人と推移しています。
陸上貨物運送事業においては、依然として死傷災害のうち荷役運搬作業により割合が約7割を占め、その多くが荷の積み込み場所や積卸し場所などのいわゆる荷主等の構内で発生しています。
このような社会的背景もともなって、1990年3月1日(平成2年3月1日)厚生労働省通達により、「フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育」が定められました。
事業者は自社のフォークリフト運転技能講習修了者またはフォークリフト運転特別教育修了者に対して、「フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育」をおおむね5年に1回実施することが定められています。
労働安全衛生法第59条
事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行なわなければならない。
労働安全衛生法第60条2項
事業者は、前2条に定めるもののほか、その事業場における安全衛生の水準の向上を図るため、危険又は有害な業務に現に就いている者に対し、その従事する業務に関する安全又は衛生のための教育を行うように努めなければならない。
労働安全衛生法第76条
第14条又は第61条第一項の技能講習(以下「技能講習」という。)は、別表第18に掲げる区分ごとに、学科講習又は実技講習によつて行う。
2 技能講習を行なつた者は、当該技能講習を修了した者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、技能講習修了証を交付しなければならない。
3 技能講習の受講資格及び受講手続その他技能講習の実施について必要な事項は、厚生労働省令で定める。
労働安全衛生規則36条
法第59条第三項の厚生労働省令で定める危険又は有害な業務は、次のとおりとする。
5 最大荷重1トン未満のフオークリフトの運転(道路交通法(昭和35年法律第105号)第2条第1項第1号の道路(以下「道路」という。)上を走行させる運転を除く。)の業務
労働安全衛生法別表第18
29 フォークリフト運転技能講習
フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育について
危険有害業務に従事する者に対する安全衛生教育については、労働安全衛生法第60条の2第2項の規定に基づく「危険又は有害な業務に現に就いている者に対する安全衛生教育に関する指針」(安全衛生教育指針第1号。以下「指針」という。)にその内容が示され、平成元年5月22日付け基発第247号「危険又は有害な業務に現に就いている者に対する安全衛生教育に関する指針の公示について」(以下「247号通達」という。)により推進しているところであるが、フォークリフト運転業務に従事する者に対する当該教育については、247号通達によるほか下記により実施することが適当であるので、標記教育を実施する事業
者又は事業者の委託を受ける安全衛生団体等に対してこれを踏まえて指導援助を行うとともに、自ら教育を実施することが困難な事業者に対しては、対象労働者に安全衛生団体等が実施する教育を積極的に受講させるよう勧奨されたい。
「フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育」オンライン講習 実施
今回は、各企業のフォークリフトを使用される方、管理される方などにご参加いただいてライブで(生放送)にて講習を実施させていただきました。
弊会では、みなさまのご専門分野にお役立ていただけるように「考える」「話し合う」「共有する」「発表する」など通じた全員参加型の双方向スタイルにて講義を進行させていただき、理解の定着につながることを大切にしています。
また弊会の方針として、少人数での開催を大切にしており、お一人ひとりご質問ができる環境を整備し、みなさまと対話型にて講習を進行してまいります。
グループワークでは、自社における課題の共有や改善など情報共有していただき、各企業の事例から学ぶことによって多くの気づきや発見を多く得ていらっしゃるご様子でした。
お一人ひとり積極的なご参加で、ご自身の専門分野においてどのように活かしていくか検討しながらご受講いただきました様子が印象的でした。
「フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育」オンライン講習 実施
今回ご受講いただきましたみなさまより、「日頃の業務から離れて、フォークリフトについて改めて学び直す機会があり、受講して良かったです。忘れていたことや初めて知ったこともあり、気づきや発見に繋がりました。」、「昔にフォークリフトの資格を取得して間が空いていたこともあり、忘れていたこともたくさんありました。改めて学び直すことによって自分の中でも整理できたので受講する機会をいただけてありがとうございました。」、「再教育を受講することの大切さが分かった一日でした。先生が実務経験者向けにお話をしてくださるので、とても分かりやすかったです。いろいろな事例も上げていただき勉強になりました。」、「フォークリフトの使用による危険性を改めて理解しましたし、事故災害を起こさないために取り組んでいくことが明確になりました。」などご感想を頂戴しました。
学んでいただきました内容をぜひみなさまのご専門分野に活かしていただきましたら嬉しく思います。
ご安全に!
「フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育」を受講する:オンライン講習
一般社団法人日本きらめき協会では、「職長・安全衛生責任者教育」、「特別教育」、「特別教育に準じた教育」等のオンライン講習をご提供いたします。
オンライン講習は、従業員のみなさまの移動時間の削減、出張費のコスト削減、まとまった人数によるコスト削減、集中できる環境下での受講を実現することが可能です。
オンライン講習では、インターネット環境が整っていましたらどこからでも教育を受講することが可能です。
オンライン講習で取り扱っていますメニューについてはこちらをクリックいただきご覧ください。
一般社団法人日本きらめき協会のオンライン講習の特徴
ご都合の良い拠点からご自身の職場環境条件に合わせたスタイルで受講できる。
インターネット回線での接続を通じて、ご自身の拠点から参加してリラックスした環境下で受講することが可能です。
講習会場までにかかる移動時間の削減や交通費・宿泊費のコストを削減できる。
講習会場まで移動する時間や出張費にかかるのコストが削減でき、時間・費用のコスト削減が実現可能です。
インターネットを通じた生放送でのオンライン講習で講師と対話形式で受講できる。
ライブでの配信(生放送)のため、リアルタイムで講師に質問や確認したいところ聞くことなどが可能です。
労働安全衛生の専門家が登壇するため、講義内容の理解を深めることができる。
中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会の認定講師が登壇し教育を実施いたします。
講習を無事に修了されると修了した証として修了証を後日受け取ることができる。
講習を無事修了しました後、認定の証として修了証を発行しお渡しさせていただきます。
「フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育」を受講する:e-learnng
一般社団法人日本きらめき協会では、「職長・安全衛生責任者教育」、「特別教育」、「特別教育に準じた教育」等のe-learningをご提供いたします。
e-learningでの受講は、みなさまのご都合に合わせた時間や場所で自分のペースで学習することが実現することが可能です。
e-learningでは、インターネット環境が整っていましたらどこからでも教育を受講することが可能です。
e-learningで取り扱っていますメニューについてはこちらをクリックいただきご覧ください。
一般社団法人日本きらめき協会のe-learningの特徴
通信環境条件が整っていれば好きな時間に好きな場所で受講することができる。
通信環境の条件があれば場所を問わず受講することが可能です。
仕事の都合に合わせて、自分のペースで理解に応じた学習を進めることができる。
ご自身の業務と調整しながら時間を決めて受講することが可能です。
講習会場までにかかる移動時間の削減や交通費・宿泊費のコストを削減できる。
講習会場まで移動する時間や出張費にかかるのコストが削減でき、時間・費用のコスト削減が実現可能です。
労働安全衛生の専門家が登壇するため、講義内容の理解を深めることができる。
中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会の認定講師が登壇し教育を実施いたします。
講習を無事に修了されると修了した証として修了証を後日受け取ることができる。
講習を無事修了しました後、認定の証として修了証を発行しお渡しさせていただきます。
「フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育」を受講する:講習会
一般社団法人日本きらめき協会では、「職長・安全衛生責任者教育」、「特別教育」、「特別教育に準じた教育」等の講習会をご提供いたします。
講習会では、みなさまのお近くの拠点にて、現地にてDVD視聴の学習や実技の体験学習を通じて受講することが可能です。
講習会で取り扱っていますメニューについてはこちらをクリックいただきご覧ください。
一般社団法人日本きらめき協会の講習会の特徴
対面型での双方向スタイル(考える・話す・共有する)で教育効果が期待できる。
対面型教育のため、五感を使うこと(考える・話す・共有する)によって講義内容の理解が格段に高まります。
労働安全衛生の専門家が登壇するため、講義内容の理解を深めることができる。
中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会の認定講師が登壇し教育を実施いたします。
最新の動画教材を視聴することで実践に即した内容をより理解することができる。
対面型教育のメリットとして、最新の動画を視聴することによってより内容の理解が期待できます。
オンライン講習やe-learningで実施が認められていない実技教育まで受講できる。
対面型教育のメリットとして、実技が必須となっている教育の受講が可能です。
講習を無事に修了されると修了証を即日発行し受け取ることができる。
講習を無事修了しました際に、認定の証として修了証を発行しお渡しさせていただきます。