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自分色の眼鏡をかけて物事をみている

   

「あの上司は自分を嫌っているに違いない」、「自分は職場で役に立っていない」、「友人がわたしの良からぬ噂をしているに違いない」等考えることはありませんか?

この考え方は誰しもあるもので、ただ考えがいきすぎると偏った考え方となってしまいます。

これを「認知バイアス」といいます。

 

 

認知とは捉え方、バイアスとは偏りという意味です。

認知バイアスが起きる原因は、遺伝もありますが、過去の経験や体験等から形成されていることが分かっています。

つまり、後天的に習得しているということです。

 

わたしたちは、自分色の眼鏡を持っています。

この自分色の眼鏡には、青、赤、黄、緑等レンズに色がついています。

自分色の眼鏡を通して出来事を見るため、人によって見え方が異なってきます。

過度に捉え方を歪曲すると認知バイアスにつながるということになります。


ドラえもんの道具に「いろいろメガネ」というものがあります。

黄色のふちのメガネで、メガネのつるに喜怒哀楽の4つのボタン(赤色…怒り、黄色…楽しみ、緑色…喜び、青色…哀しみ)がついています。

いずれかのボタンを押すとレンズを通して見た世界がボタンに応じて変化し相手がしゃべる内容も違って聞こえるようになります。

例えば、赤色のボタンを押すとレンズが赤くなって相手のしゃべる内容が自分を挑発しているように聴こえる結果、攻撃的になるという具合です。
この「認知バイアス」、認知の歪みを直す方法があります。
認知の歪みを直す方法については、また別の機会にご紹介しますので、楽しみにしていてください。

 

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